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ライトファンが初めてデレマスのライブに行った感想

西武ドームの会場入口

11月10日に埼玉のメットライフドームで行われた「アイドルマスター シンデレラガールズ」通称「デレマス」の単独公演THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!!初日に参加した。 結論から言うと、とても良かった。関係者の方々に感謝。

どういうライブだったのかはファミ通Appの記事にまとまっている。

私のデレマス知識

表題にもある通り、私はデレマスのライトなファンである。デレマスに関する知識はこんな感じ。

  • ソシャゲはほとんどやっていない。
  • 声優知識はゼロに近い。
  • アニメ(武内Pのやつ)は1期2期どちらも観た。
  • シンデレラガールズ劇場のアニメシリーズも全部観た。
  • 推しは森久保乃々。今回参加したライブにはいないので残念。
  • 一部のキャラの名前と顔が一致していない(野球が好きなアイドル、と知っていても姫川友紀という名前が出てこない等)。
  • 知らないキャラも結構いる。
  • 今回の出演者の3割くらいは知らないキャラだったので、あらかじめ勉強してからライブに臨んだ。
  • 楽曲も知らないものが多かったので、ソシャゲをプレイしたりYoutubeを巡ったりして予習した。

こうして書き起こすと、にわか感がすごい。

参加の経緯と、感じた不安

そもそもなぜ私がライブに参加することになったのかというと、アイマスシリーズのファンである大学時代の先輩がチケットを購入してくれたからである。

ある日、先輩から「初めてデレマスのライブチケット抽選に応募してみようかと思うんだけど、2枚買うから当たったら一緒に行ってくれる?」というお誘いを頂いた。

私は一瞬迷った。デレマスは好きだが、ライブに来る人はもっとコアな層なのでは…という不安があったからだ。キャラも楽曲もざっくりとしか知らない自分が行って楽しめるものなのだろうか?

さらに、生身の声優を見ることによってキャラクターの捉え方が変わってしまうのではという恐れも感じていた。キャラクターをミッキーマウスに例えるならば、声優はまさに“中の人”。夢の国に耽溺していたい私にとって、目の前で着ぐるみを脱がれるのには抵抗があるのだった。

…とは言っても、これらの不安はすべて憶測にすぎない。何事も経験だ。ちょうどイエスマンという映画を見た直後だったので、ジム・キャリー演じるカールに見習ってイエスと返答した。

そんなわけで、結果的にメットライフドーム公演の初日に当選し、2人で参加することになった。

コラボカフェに行ってテンションを高める

札幌から空港へ向かおうとしたタイミングでJRが完全に運休になるというまさかのトラブルで飛行機に乗り遅れたりしつつも、何とか北海道から東京に前日入り。

当日の昼、その時点でかなりライブが楽しみになってきていたがシンデレラガールズ劇場のコラボカフェに行ってさらにテンションを高めることにした。そういえばコラボカフェというものを利用するのも初めてだ。

しんげきカフェのコーヒー

クッキーのプリントはランダム。推しの森久保だったので気持ち悪い笑みがこぼれる。

店内では楽曲のリクエストやメッセージを受け付けており、MCがそれを紹介する催しがある。すごくローカルなラジオといった感じで楽しい。リクエスト曲が流れると客たちが盛り上がり、自然とコールが発生する。やはり「ォイ!ォイ!」みたいなコールがあるんだなとその時初めて知り、ライブの空気を予習した形になった。

ライブの感想と反省

先輩が当選したチケットは、アリーナの、メインステージも花道も良く見える席だった。良い席にはやはり猛者が集うようで、周りの手慣れ感や会話の高度さから察するに、おそらくその一帯にいた人々の中で1番デレマス知識の無い参加者は私だったと思う。

それでもライブは歌もダンスも演出も良くて、知識が少ないなりにとても楽しむことができた。箇条書きのようになるが、今回の参加で思ったことや反省点を書いていきたい。

ペンライトがすごい

単純にペンライトが綺麗だと思った。冒頭、スクリーンに千川ちひろさんが映し出されて各種のアナウンスがあったのだが、そのとき振り返ると会場中がペンライトによる緑色の光で覆われており、とても幻想的で目を丸くした。

その後も曲やアイドルに合わせて、キュート(ピンク)、クール(青)、パッション(オレンジ)、その他、赤や緑に色を変えてペンライトが振られていた。大体これら5色分のペンライトがあれば不自由なしという感じだったようだ。1本で多色切り替えられるものを使っている人がいたので、それを使うのが最も効率的かもしれない。

これは今回1番の反省なのだが、私はそういったペンライトは会場で買えるものだと思い込んでいたので何も用意していなかった。

唯一会場で買えるのはキャラごとの個別ペンライトで、それは同じクールタイプのアイドルでも薄い水色だったり紫に近い青だったりとキャラ専用の色になっているものである。しかも単品では売っておらずタイプごとに12ないし14種のセットになっており、それなりの値段がする。

私と先輩は2人でお金を出し合ってクールタイプのペンライト14種セットを買った。何も振るものが無いより全然良かったが、周りがピンクやオレンジのときに自分の手元に青系しかないのも少しやりにくかった。その代わり、白坂小梅ちゃんのパートなどではここぞとばかりにパーソナルカラーを光らせた。

2次元と3次元のギャップを緩和する配慮

前述したように、私はリアルで声優を見ることによってキャラクターをこれまでと同じように捉えられなくなってしまうのではないかという恐れを抱いていた。…が、結果としてはそこまでダメージを負わなかった。正直に言って完全にノーダメージというわけではなかったが、それでもキャラクターがハリボテに見えてしまうような事態にはならなかった。

ダメージだの何だのというのは決して声優の方々を悪く言っているわけではなく、あくまでこちらの捉え方の問題である。

そもそも私はこういった2次元と3次元の関係について昔から謎のこだわりのようなものがある。漫画家の顔などもできるだけ見ないようにしてきた。見てしまうと、漫画を読むたびに漫画家の顔が浮かんできて、その世界に没頭できなくなるのではないかと思ってしまうからだ。

ここまで拗らせていなかったとしても、少なくとも2次元のキャラクターと3次元の声優のギャップをどう捉えるのかというのは、ライブ参加者の多くが考えるところではないだろうか。声優・大橋彩香が歌っていると捉える人もいれば、アイドル・島村卯月本人が歌っていると捉える人もいるのだと思う。

そういった構造の中で、今回のライブは2次元と3次元のギャップを緩和する配慮があったように感じた。

まず、千川ちひろさんの見せ方。ちひろさんがアナウンスするときにスクリーンに映し出されるのは、ちひろさんのシルエットだった。なぜ本来のイラストではなくシルエットなのか。これは、3次元の声優が歌うイベントの中でちひろさんだけがモロの2次元ではギャップが大きすぎるためではないかと思う。

次に、朗読パート。曲の合間のMC的な立ち位置としてキャラ同士の掛け合いをするパートがあるのだが、これが朗読形式になっていた。セリフを暗記して、声優が全身でキャラクターを演じることもできただろうに、あえて台本を持って立ち、朗読を行ったのだ。さながら公開アフレコを見学しているようだった。2.5次元ミュージカルとは違い、あくまで声優であるという線引きを感じた。

そして、舞台裏についてのMCが無かったことも大きい。普通のミュージシャンのライブでは、きのう何を食べたとかリハーサル中にこんな事件があったとか話すイメージがあるが、今回のライブはそういったものは一切無く、あくまでデレマスの世界を構築していた。

これらの配慮によって、私は大きな違和感なくデレマス世界に没頭することができた。

アイカツ!のライブも行けばよかった

周りにいた人々はイントロだけで何の曲かすぐわかるようで、1曲終わって次の曲のイントロが流れた瞬間に、やばいやばい! 次これ!? このタイミングでこの曲はやばい!! と超盛り上がっていた。私も自分が好きなデレマス曲である「Tulip」や「クレイジークレイジー」が始まったときは興奮したので、全曲脳内再生余裕な大ファンの興奮はすごいものだろうと思う。

突然だが実は私はアイカツ!シリーズの大ファンで、アイカツ楽曲であれば全曲脳内再生余裕である(言い過ぎかもしれない)。一度ライブの楽しさを経験すると、アイカツのライブイベントに行ったことがないのがものすごく勿体なく感じた。もう初期アイカツの本人歌唱イベントは難しいかもしれないが、何かしらイベントがあれば是非参加してみたい。

総括

やはり何事も経験してみないとわかりませんね。

終わりです。