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HTC VIVE用に新調したPCのスペックを紹介する

HTC VIVEとゲーミングPC

HTC VIVEを購入し、VRをやるためのPCを新調してから4ヶ月ちょっと経過した。いまところ快適に動作しているので、我が家のPCのスペックを紹介したい。

私はハードウェアに疎いので、PCの購入に至るまでには色々と調べないといけないことが多かった。ググったり、専門店の店員さんに相談したり、YouTubeでVRChatの実況プレイをしていた人にコメントで質問したりもした。

ただ、数字を見比べてああでもないこうでもないと考えることが途中からしんどくなってしまった。誰か「これを買え!」と“正解”を言ってくれないか…。

そんなわけで、何を買ったのか、なぜそうしたのかをできるだけ具体的に書こうと思う。これが“正解”だとは言えないけど、同じように購入を検討している方の参考になれば幸いです。

ちなみに費用としては、PCが20万円くらい、VIVE本体と周辺アイテムが合わせて10万円くらいだった。うまい棒を3万本我慢すればいいだけなので安い。

HTC VIVEを動作させているPC

VIVEはPCに接続して使うVR機器である。VRでは3Dグラフィックスの描画性能が動作に大きく影響するので、PCの購入においてはグラフィックボード(グラボ)の選択が重要となる。VIVEの公式推奨スペックを確認すると、GTX 1060以上のグラボが必要とされている。

高性能なグラボを搭載したPCをそれなりの価格で買うとなると、ツクモやドスパラといったパソコンショップで売られているゲーミングPCにたどり着く。ゲーミングPCと聞いて、別にVRでゲームをやりたいわけじゃないし…という人もいるとは思うけど、VRをやるのに求められるスペックはハイエンドな3Dゲームに求められるそれと同じと言っていい。

また、詳しい人は自作PCという手もあるかもしれない。私は詳しくないのでBTO一択だった。

ツクモとドスパラでそれぞれ見積もりを取ったところ、価格はほぼ同じで、結局店員さんがVRに詳しくて信頼できたという理由でツクモから購入した。オンラインでも買えるけど、私みたいな詳しくない人は実際に店舗に行って相談したほうが納得した買い物ができると思う。

以下、私が買ったPCのスペックを書く。上記のVIVE公式推奨スペックを満たしているので、いわゆるVR Readyである。ツクモから貰った見積明細から書き写しているため、自分でも何のことだかよくわかっていない箇所もある。

品名 G-GEAR GA7J-E180/T
OS Windows 10 Home 64bit版
CPU Intel Core i7-8700 プロセッサー(6コア / HT対応 / 3.2GHz、TB時最大4.6GHz / 12MB キャッシュ)
マザーボード Intel H370 Express チップセット ATXマザーボード(ASUS製 PRIME H370-A)
メモリ 16GB(8GB ×2枚) DDR4-2666/PC4-21300 SDRAM メジャーチップ採用
グラフィック機能 NVIDIA GeForce GTX 1070Ti / 8GB (DVI-D、HDMI、DisplayPort ×3)
SSD 500GB(WD BLUE 3D NAND SSD / SATA 6Gbps)
ハードディスク 2TB SATA6Gbps対応(western Digital製 WD Blue WD20EZRZ)
光学ドライブ DL対応 DVDスーパーマルチ(ASUS製 / 書込ソフト付 / SATA接続)
PCケース G-GEAR ATXミドルタワーゲーミングケース(ブラック/ 69JD)
電源ユニット Seasonic製 SSR-650RMS(定格650W)

当時は無かったけど、今はツクモでVR用を銘打ったBTO製品もラインナップされているようなので、今買うならそれも選択肢に入ると思う。

上記のPCスペックについて解説していく。

デスクトップかノートか

外で作業することもあまりないだろう、ということでデスクトップにした。しかし、私はVRアプリ開発をするという目的もあったので、つくったものを外で体験してもらうことを考えればノートでも良かったと思う。

OS

今買うなら、特別な理由がない限り最新のWindows 10になる。32bitに対応しているアプリは少ないので64bit版にするべき。

ちなみにMac OSは、VRがサポートされつつあるものの、現時点では対応するデバイスやアプリ、価格面でWindowsに負けている感がある。個人的にはMacでVRするのが理想だけど、今はWindowsを選ばざるを得ない。

CPU

ゲーミングPCを買えば大体VRに必要なCPU性能はクリアできると思われる。VRにおいてはCPUよりグラボのほうが重要なため、まずグラボをベースに考えて「G-GEAR GA7J-E180/T」を選び、それのCPUがCore i7-8700だったので、じゃあそれで文句なし、という決定方法だった。

メモリ

各所で調べたところ最低8GBは欲しい、というのが総意の様子。「G-GEAR GA7J-E180/T」のデフォルトも8GBだったが、私は16GBに変更した。理由は、動画編集がしたかったから。動画編集においてはメモリは多ければ多いほど良いので、ひとまず16GBにしておいてそれでも足りないと感じたら増設しようと考えていた。今のところメモリ16GBで動画編集していてそれなりに満足している。

グラフィック機能

VIVEの公式ではNVIDIA GeForce GTX 1060以上が推奨されている。そのため、GeForce 10シリーズでVRに対応しているのは1060、1070、1070Ti、1080、1080Tiとなる。数字が大きいほど高性能で、同じ数字なら「Ti」とついているほうが高性能。

ちなみに最近RTX 2080などの上位版も出たが、当時は無かったのでここでは考慮していない。もし購入時に発売されていたとしても高くて買えなかったと思う。

1060はVRにおける最低スペックなので、使用するソフトによっては十分なパフォーマンスが発揮できないのではという懸念があった。せっかくPCを新調するならもう少し上のものが欲しい。

そうなると、ツクモのBTOでは1070Tiと1080の2択になる。VRChatの実況プレイヤーに質問したところ、これらには実感するほど性能に大きな差は無いとのことだった。そう聞いただけなので実際のところはわからないが、1080にすると2万円近く高くなってしまうので、コスパ重視で1070Tiを選択した。

TwitterでGOROmanさんも以下のように言ってるし、まあ間違った選択では無かったように思う。

VR ReadyのPCをツクモさんとかガレリアさんで買うのがいいんじゃないですかね。GPUは1060最低でどうせ買うなら1070tiくらい?

https://twitter.com/GOROman/status/1012626690231623680

SSD、ハードディスク

SSDはツクモのキャンペーンでついたもの。OSがSSDにインストールされているため、ハードディスクにインストールされていた従来のPCに比べて圧倒的に動作が早い。

ハードディスクはデフォルトで1TBだが、2TBに変更した。理由については記憶が曖昧だが、確かあまり値段が変わらなかったから増やしたんだと思う…。

電源ユニット

個人的に最も何を選んだらいいのかわからなかったのが電源。PCに使用するパーツによって消費電力が異なり、基本的に性能が良いものほど多くの電力が必要になるらしい。

メモリを増設したりグラボを交換することはよくあるが、電源はそれらに比べて後から取り替える難易度が高いため、将来のカスタマイズに備えて初めから大きめのワット数のものを選んだ方がいいとのこと。店員さんに言われるがままに、デフォルトの「CWT製 550W (定格 500W) 80PLUS BRONZE対応」から、上記の650Wの電源に変更した。

不満な点

このBTOパソコンについて不満な点も挙げておく。

まず、Bluetoothが非対応。そのため、対応させるには別途アダプタを買う必要がある。最初これに気付かなくて(確認していなかった私が悪いんだけど)PCゲーム用のコントローラが接続されず困っていた。

また、スリープ時にLEDが点滅するのがチカチカしてちょっと気になる。