コメダ避暑
つい先週まで札幌でも最高気温30度超が続いていて、冷房の無い自宅にいても体力消耗するのみで食欲も湧かず、1階だからなのか知らないが羽虫がよく出現するのも煩わしいので、平日仕事が終わるとそのままコメダ珈琲に逃げ込み閉店までやり過ごす日々を送った。
コメダは長時間リラックスして居座っていられる雰囲気があって好きだ。充電につかえるコンセントも一席毎に設置されている。かといって23時までスマホを弄って過ごすのも勿体ないと思い、珍しく小説を読んだ。
これまで、名著とされているが難解な昔の海外の本を買っては挫折する、ということを繰り返していたので、今は、現代日本人によって書かれた現代日本が舞台の小説、しかも表紙がキャッチーなイラストのもの、という視点でもって気楽に興味のある本を買ってみている。
コメダで読んでいたのは『止まりだしたら走らない』(もともと著者のファンで、かつ前著『名称未設定ファイル』を先に読んで面白かったので)、『裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル』(怖かったが面白かったので続編も買った)。
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『裏世界ピクニック』は美少女イラストも相まってラノベ的雰囲気があるものの、レーベルとしてはハヤカワ文庫JAで、そのあたり全然詳しくないので「ハヤカワってハードSFでは?」という先入観もあったがハヤカワといっても全てがSFではなくミステリも有名だし、ことハヤカワ文庫JAにおいては日本人作家(Japanese Author)というだけでジャンルは限定されないらしい。
それにハヤカワ文庫JAの小説がラノベに含まれるかどうかも議論があるようであまりよくわからないが、とにかくこのレーベル単位で他の作品もみてみようと何となく思っているところに、Amazonから『少女庭国』という小説をレコメンドされた。
『少女庭国』が衝撃的だったので後ほど感想を留めておこうと思います。