漁川ダムに行ってきた
サウナに行くことを「サ活」と言うのだ、という話を聞いた。朝の活動は朝活で、アイドル活動はアイカツ。ならばダムに行くことを「ダ活」と言っても良いかもしれない。いや、蛇蝎みたいであまりイメージが良くないか。「ダム活」くらいが丁度良さそう。ダム活。もともとダム見学とかダム訪問と表していたけどどうもしっくりきていなかったので、いい具合に浮かれた呼び名を見つけられた気がする。
2019年4月30日、あらゆる話題に「平成最後の」と接頭辞がつけられる中、自分も平成最後のダム活を行った。これでたった4件目だし「最後の」と言うほど恒例のものでもないけど。ただ、面白いと思って数件周っている以上、今後はもう少し詳しく理解できるようになりたいとは思っている。今回の漁川ダムでやっと重力式コンクリートダムとロックフィルダムの違いが分かってきた程度だが、もっと知識があれば、なぜこの場所に造られたのか、なぜこの構造なのかといった点からも楽しめるようになると思う。
えにわ湖
漁川ダムの人造湖。エメラルドグリーンが綺麗!水の美しさではこれまで見てきたダムの中で1番だと思った。
なぜこんな色なんだろうか。湖だけでなく川も青緑色だ。苔が生えているからかと思ったが、どう見ても苔が生えていない部分にも色がついているので、他の理由がありそう。
管理支所の裏手から取水塔に繋がっているのが見える。
堤体と川
ダムカードに記載された情報によると、クレストローラーゲートが2門。クレストとは堤頂部のこと。ローラーゲートはローラーによって上下開閉するゲート。よって、堤頂部にあるローラー式ゲート、となる。左右に見えるゲートが恐らくそれだ。他にもオリフィスラジアルゲートが1門、ジェットフローゲートが1門あるらしいが、どれのことだろう?中央にあると思われるが死角になっていて見えない。
天端から覗くとクレストゲートを間近で観察できる。
天端から下流側を見た景色。少し歩いた先ではキャンプをしている人たちもいた。
水路がチェック状の凸凹になっているのは水の勢いを弱めるためなんだろうか。
水路が別の川と合流し、下流に流れていく。分かりにくいが写真の右下をよく見ると、凸凹がチェック状からストライプ状になっている。これにも理由があるはず…。
そして凸凹の無い自然の川へ流れていく。エメラルドグリーンが映える。
すぐ近くには桜公園というところもあるが、少し早かったのか咲いていなかった。
ダムカード
天皇陛下御在位三十年記念カードと通常カード2枚をゲットした!朝里ダムでカードが貰えなかった反省を活かし、土日祝日でもカードが貰えると下調べしてきた甲斐があった。
恵庭渓谷
ダムの近くには3つの滝があるとのことだったのでついでに見てきた。今回はGWで実家に戻ったついでに親の車を借りて行ったわけだが、ダムも含め、車がないとかなり厳しい場所にある。これまで公共交通と徒歩でダム活してたのは常軌を逸していたと思う。それと、この辺りは携帯が圏外になるので注意。
三段の滝
ラルマナイの滝
倒れた木に関係なく流れ続けているのが面白い。最も写真映えしない滝だが風流があって良かった。
こうして滝の下流を見ていくとやはり水が綺麗。こういうのを見るたびにゲームのフィールドに例えようとするのをやめたい。
白扇の滝
大きくて迫力のある滝。滝に至るまでの川周辺も遊歩道になっている。